F1の魅力と人を惹き付けるのには理由がある

F1レースの魅力とF1が人を惹き付ける理由

F1が歩んできた歴史

F1とは、フォーミュラー1(ワン)と呼ばれ、1950年から開催されているモータースポーツの最高峰のひとつです。世界各地のサーキットで開催されるグランプリの順位によってその年の優勝者が決定するポイントシップ制を採用しており、各F1チームがレギュレーションに従って製作されたマシンを使いレースを行います。
このF1カーは最高速は時速250kmでサーキット上を走り、その最高速に近い速度でコーナーに侵入したりするモータースポーツでも屈指の過酷なスポーツです。
1950年から開催されているF1ですが、F1の歴史とはまさに事故の歴史でもあります。
F1が開催されてきてから、サーキット上で大小様々な事故が発生しており、この事故によってレーサーが命を落としてしまう凄惨な事故も多数起こっています。
それでもレーサーの死亡事故が多いF1が半世紀以上続けられてきたのは、F1カーを代表する自動車の進歩、人の探求心もあったのではないかと思います。
ここ20年はF1レースで死亡事故などは起こっていませんでした。これからのF1レースが続けられ、多くのファンを魅了し続けるでしょう。

F1開発で最も重視されている点とは

フォーミュラカーと言えばその圧倒的なスピードと洗練されたフォルムが魅力のレースカーですが、こういったF1の開発に関しては、日々最新の技術を取り入れて進歩し続けています。
F1開発において重要視されているポイントとしてhは、速度や馬力などもレースに欠かせない要素ですが、それ以上に開発の際に配慮されていることがあります。
それは、ドライバーの安全を如何にして確保するかという点です。
レース中の事故の原因となる要素は、他のドライバーであったり天候であったりとさまざまな要素が絡んでくるため、どんなに優秀な機体やドライバーでも100%事故に合わないというわけではありません。
そのため、F1開発ではレース中の事故が起こることを前提として、ドライバーの命を守るための対策を何重にも施しています。
フォーミュラレースの初期の事故で最も多かったのが、ドライバーが車外に投げ出されて路面に激突したり、後続車両に轢かれてしまうと言ったケースです。
そのため現代のF1では、ドライバーが車外に投げ出されないための対策を施してあります。
その他にも、ドライバーを守るために車体フレームは特に頑強に作られていて、今やF1は世界一安全な乗り物だと言われています。

F1はハイテク技術を取り入れては禁止を繰り返した

レースに勝つためにいい車を作ることは大事で、そのための技術を導入することは重要なことです。トップチームとされているところは、新しい技術の導入を積極的に推し進め、下位チームとの差を大幅に広げていました。かつてはウィリアムズが作ったアクティブサスペンションが脅威の性能を上げ、シーズンを圧勝したこともありました。
しかしFIAはこれを良しとしなかったこともあり、革新的な技術は次々と禁止対象となりました。アクティブサスペンションも1994年に禁止されましたが、これが94年に起きた大事故をもたらしたとも言われます。またXウィングのように、サイトウィングとして導入されたものが危険と判断されて禁止されたり、Fダクトのように排気を使ったダウンフォース装置も禁止されるなど、新しいものはシーズンの象徴となりながら、翌年には禁止されてしまうことが多くあるのです。
ハイテク技術はF1の象徴、そしてシーズン自体を決める重要な要素になっています。レギュレーションの中に、抜け穴があると思われれば何でもやってくるのがチームです。強かったルノーが作ったマスダンパーなどは、抜け穴によって作られた技術とも言われていて、これもF1の面白さとなります。

F1を楽しむなら押さえておきたいモナコGPについて

数あるF1のレースの中でも格別と言われるレースがあります。それはモナコ公国で行われる”モナコグランプリ”です。モナコ公国は南フランスの地中海に面した沿岸にあり、世界で2番目に小さいといわれる国であり、多くのお金持ちが集まるセレブな国でもあります。
ではなぜモナコで行われる、モナコグランプリが特別と言われるのか、その魅力を紹介したいと思います。
・伝統のモナコ
モナコグランプリの歴史は長く、第1回大会が開催されたのは1929年と言われています。歴史あるレースの中で、数々のドラマが生まれていますので、そんな歴史を感じながら、レースを見ることができるのもこのモナコグランプリの魅力のひとつです。モナコではなかなか勝てないドライバーがいたり、ここでの勝利をきっかけに年間優勝を勝ち取ったチームがあったりと多くのドラマを生んでいます。
・市街地サーキット
モナコグランプリはモンテカルロ市内がそのままF1のマシーンが走るコースとなる、F1レース唯一の市街地サーキットです。地中海の沿岸に面し、町並みも美しいモンテカルの町並みをF1カーが猛スピードで駆け抜けていく姿はほんとうに絵になります。F1のコースのすぐ隣が住宅やお店のある市街地でバカンスを楽しみながら観戦できるという特別な空間になっています。
狭い市街地のサーキットでは十分なコース幅がなく、オーバーテイクなどがしにくいサーキットであるといわれています。それゆえ、激しい順位の入れ替わりやドライバー通しのバトルが少なく、面白みに掛けると言う声もありますが、やはりF1に関わるものにとってその歴史と共にモナコでのレースは他のレースとは違い特別な一戦となっています。